21時26分。
ダンナさんと長男はサッカーの練習で外出しておりました。
その日は仕事で遅くなったため、夕食が遅れてしまい、次男と二人、夕食を食べようとしていたところでした。
突然、食器棚からコップが落ちて割れだし、何がなんだかわからなくて。
凄い揺れで「地震だ!」と気づき、次男に「大丈夫」と駆け寄ったところで、停電。
真っ暗な中、「ドーーーーーーーーン」「ズーーーーーーーーーーン」と地割れの音が響く中で揺れ続けました。
その場で次男を抱きかかえて蹲り、動けませんでした。
家を建てたとき、この家は耐震等級3くらいの数値だったことが頭をよぎり、何の根拠もなく次男に「この家は強いから大丈夫」と言い続けました。
スマホの緊急地震速報が不気味な音を鳴らしていました。
とても、とても、怖かった。
友人や家族から続々とLINEで安否確認が入ってくるけど、手が震えて文字が打てなかった。
「大丈夫、怖い」
と打つのがやっとでした。
揺れが収まったあと、外から避難を呼びかける近所のおじさんの声が聞こえました。
犬たちを安全なケージに入れ、とりあえず家は崩れないだろう、とウッドデッキに。
家にあったランタンとスマホを持ち、次男を連れて外へ出ようとしたとき、主人と長男が帰ってきました。
それから、近くの小学校へ避難。
小学校のグラウンドのブルーシートの上で一夜を過ごしました。
その間も、大きな揺れが何度もありました。
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